一見バカな元教師だなと思うだけの記事だった。
女子高生にわいせつで懲戒免職、退職金1914万円がゼロはおかしいと提訴の元教諭が敗訴
詳しくは記事を読んで頂くとして、気になったのは、
原告の代理人弁護士は読売新聞の取材に対し、「何もお話しすることはない」とした。
との一文。
きっとこの代理人弁護士が元教諭を『お金取り戻せまっせ』と焚き付けたのだろう、と思ってしまった。
司法試験合格者を増やすために法科大学院が誕生したのは2004年。
それ以降増えすぎた司法試験合格者は売れない弁護士を大量生産することになり、過払い金返還請求に群がることになったのは記憶に残ってる人も多いはず。
本当は大企業の企業法務担当になりたいと志望した者が多いかもしれないが、そういうところは有名事務所や大御所先生が独占してるので、不本意ながら底辺を彷徨ってる名ばかり弁護士が巷には溢れてるはず。
売れないというよりも、本当はこんなことがやりたかったわけじゃないという弁護士が増えてそう。
コミュ力が高ければ活路が見出せるかもと、冒頭のような案件を見つけて営業してるのだろう。
テレビを見ているとB型肝炎は儲かるぞと活動してる弁護士がいることが分かる。
B型肝炎が儲かるのか、ただの撒き餌なのかは分からないが、それなりのコストを掛けてCMを打ってることだけは感じられる。
ただ一つだけ確実に言えそうなのは儲かるかどうかよりも、案件として進めるに当たってストレスが少なそうな方向が悪目立ちしてるのだろうなということ。
ある程度ストレスを覚悟してる人達ですらストレスはイヤなのだ。
だからこそ狙い撃ちではなく、下手な鉄砲数撃ちゃ当たるを追うのだろうなとついつい思ってしまう。
これも時代のせいだろうか?