違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

通販はほどほどに

『高島屋のケーキ』が盛り上がっている。

 

Twitterで検索すれば多数出てくるので具体的な引用はしないが、盛り上がりは悪い意味でだ。

 

事情通の方の原因の推測はどれも一理あるし、同じことや似たようなことは以前から繰り返されていたことが分かる。

 

さて、これらの推測されてる原因に対して、そんなことけしからんと反応したくなる気持ちを抑えて、もしかしたらそういうことが起こることは必然で避けられないことだと覚悟を持つことも必要なのではないかと感じている。

 

いろんな分野で機械化自動化AI化が進み、最も劣悪な環境だけがその対象から外れてることによって起きている不都合だと思うと納得できるからだ。

 

つまり、劣悪な環境の現場の最前線で働かざるを得ない人に報われる要素がないことによる必然だと感じると共に、現物を確認しないでの購入というスタイルの限界だとも感じるのだ。

 

ケーキ屋さんの店頭で購入してれば絶対に有り得ない、もし起きたとすればすべて自分のせい、そうではない環境での購入を便利で当たり前だと思い込むことのトレードオフが起きているのだ。

 

このトレードオフは過渡期ゆえのものでいずれ解消されるかもしれないが、現場の最前線に最もモチベーションが低くかつ劣悪な環境が与えられてる限り人間が正しく機能しないのは当然だろう。

 

 

何となくだが、本当に賢い人や無用な後悔は避けたいとリスクマネジメントがきちんとできる人は、通販の利用には慎重なはずだ。

 

使わないということではなく、需要が集中する時は利用は避けるだろう。

 

これは道路や交通機関の利用にも当てはまるだろう。

 

需要が集中するタイミングこそ必要なタイミングになるという人もいるだろうが、結果が悪ければ賢い選択とは言えないことは誰もが理解できるはず。

 

 

冒頭の出来事に対する高島屋のお詫びを読むと、ただのテンプレート文章で、おそらく高島屋自体が事態をきちんと把握できていないとともにこれが通販の平常運転なのだろうなと感じれる。

 

賢い人は通販はほどほどに。