違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

道路が舗装されてることは当たり前ではない

マウンテンバイクを趣味にしてる。

 

今の日本は舗装道路だらけなので、マウンテンバイクらしさを楽しむためにわざわざ悪路を選んで遠回りしたり、大雨で土砂が堆積した河川敷や草地を積極的に楽しむようにしている。

 

そのような走り方をしていてなんとなく感じているのが、どこもかしこも舗装したのはすごいし便利だが、維持することがきっと困難になるなということだ。

 

被災地の陥没したりヒビ割れた道路を見ているとその思いはますます強くなる。

 

能登の地震では道路の寸断は多そうだが、橋の崩落等が少なければ原始的なアプローチが結局一番強いなと感じる。

 

 

東日本大震災の時に次のような話があったのを初めて知った。

 

 

 

知っていますか? 12年前、東日本大震災の被災地で活躍した"黄色い自転車"の話

あれから12年。

自転車を“届けた”メーカーと“受け取った”被災地の人たち。それぞれの思いを取材しました。

 

◆取材:大津放送局 カメラマン 川口ゆずか(2020年入局)

「黄色い自転車」の存在を知り取材を進めると、贈られた約1,000台のうち、現存している物はとても少ないことが分かりました。しかし、出会った人々の話や車体に施されたさまざまな工夫をみると、震災を乗り越えようとした人々の強い思いを感じました。

 

 

 

 

マウンテンバイクのジャンルの一つにファットバイクというのがある、もともと太いタイヤが特徴のマウンテンバイクだが、ファットバイクはマウンテンバイクの倍位の太さのタイヤを履いている。

 

スピードを追求したものではなく、どんな道でもタフにいなすことが目的だ、もちろんエンジンは人間だからできることはしれてる。

 

次の記事は2017年のもの。

 

全国初!悪路走行に適した自転車のチームを編成!「消防FATBIKE隊」発足

震災といった大規模災害により道路が寸断された場合の移動手段については、さまざまなアプローチで各消防本部において検討が進められているところだ。そうした中、ファットバイクの機動力に着目した大和市の取り組みは、新たなるモデルケースとして全国から注目を集めている。

 

2020年には、南海トラフを意識した徳島県でも消防にファットバイクが導入されている。

 

 

現代人にとって道路がアスファルトやコンクリートできちんと舗装されてることは当たり前かもしれないが、それはたかだか最近50年の話。

 

アウトドアブームはサバイバル能力を高めてるという話があるが、必要な道具を車に満載し舗装道路を走行することを前提にしてれば、本当の困難ではサバイバルはできないだろう。

 

どこかの誰かが言っていた『文明は自転車くらいがちょうど良い』はきっと正しいなと再度思う今日この頃。