他人の話を聞いてると簡単なことに感じられることを安易な気持ちで始めて、のっけ(=最初)からつまずくようなことがある。
そんな時に思うことにはパターンがある。
- 自分の実力が不足してるな
- 騙された
- 自分は運が悪い・呪われてる・恨まれてる
その結果早々に諦める場合もあれば、しぶとく未練がましく取り組む場合もある。
すでに一定額の支払いや投資をしてる場合には未練がましくなりがち。
運良く当初想定のことが出来るようになると、自分がつまづいた理由も見えるようになる。
根本的な部分や、最も基礎の部分で勘違いや間違ったことをしていたからだというのが大部分。
アナログの時代では、出来る能力や得られる結果は費やした時間に比例する傾向が強かったが、デジタル&ITの時代では費やす時間の許容範囲が狭くなる一方なので正しい情報の入手が大事になる。
正しい情報の入手のパターンとして代表的なのは、
- 詳しい事情に精通した人からの情報入手
- 時間をかけて独学で調べ学習する
どちらにしても運が良ければコストはほぼ掛からないが、運が悪い場合も少なくない。
どういうプロセスであれ目的を達することができれば結果オーライと一定の納得と満足を得ることができる。
さて、問題なのは上手く行かず目的を達することが遠のくような場合だ。
心が強くチャレンジ精神が旺盛な人ならば、その上手く行かない時間を楽しめるだろう。
しかし、上手く行って当たり前だという思いを持ってる人だと、上手く行かない時間は耐え難い苦痛とストレスを伴うはず。
よく、思い立ったが吉日などと言われるが、思い立つタイミングは早ければ早いほど良いのだ。
その方が結果的に試行錯誤の余地が大きいから。
もっとも、思い立たなければ行動にはつながらない。
時代がどんなに変わろうと、ジレンマが大きい所以だ。