違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

AIが一般名詞になって10年

わたしの記憶ではAI(人工知能)が一般名詞として浸透し始めたのは2015年から2016年だった。

 

タイトルの中にAIと入った本が話題になっていた。

 

その頃は『AIって何だっけ?』、『ああそうだ人工知能だった』、そんなやりとりがされていた。

 

AI(人工知能)が何なのか、どういう働きをするかよりも、AIが人工知能であることを知ることだけで満足していた。

 

その後電子機器の裏方として機能してることが認知されるようになった。

 

スマホやカメラなどが急速に高性能化したのはAIが機能してるからだと納得するようになったが、肝心のAIについてはさっぱり分からないという人がほとんどだった。

 

その後コロナ禍があったり戦争が始まるなど世は混沌とし出したが、そんな頃に生成AIであるChatGPTが出た。

 

AIも良く理解できてないところに生成AIという新ジャンルが登場した。

 

それまでのAIと違って生成AIは裏方で働く存在から相棒に近い存在になったような気がした。

 

検索エンジンにいろいろ相談してもその結果に対して相棒のような信頼感や頼もしさは感じることはなかったが、生成AIに対してはそれが感じられるのだ。

 

常に正解やベストを提示してるとは思えなくても相談相手としては合格点がつけられるのだ。

 

技術を取り巻く世界は昔から日進月歩なのに加えて情報の陳腐化のスピードはとても速くなっている。

 

AIが一般名詞として認知されるようになって10年で、何となくであっても使ってる人にとっては擬人化された存在に近付いてるように感じられてるはず。

 

AIの進化は今後どのようなベクトルを描くのだろうか?