違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

後悔のない航海を!

青春ドラマでは、したことを後悔するよりも、しなかった後悔の方が、後悔の度合いが大きい、と物語は展開しがちだ。

 

何事においてもチャレンジした方が良いということを勧める話だが、この話は間違って解釈される場合も多い。

 

無謀や犯罪など本来やらないことが賢明だと分かっているはずのことにも当てはめてしまいがちだ。

 

というのも、世間ではたまに称賛や羨望を受けるような出来事が起きるからだ。

 

 

 

 

 

 

8年前に出た航海では出港早々にクジラとの衝突で沈没し、自衛隊に救助され、その際に自身の番組で散々自己責任を振りかざしていたことがブーメランになっていた。

 

 

それから8年、燻っていた思いは『体力がある今やらなければもう二度とできない』という思いから、後悔はしたくないと航海に出たのだ。

 

 

航海はまだ終わりではない。

 

昨日テレビで辛坊治郎さんが中継で喋っていたが、寄港してるサンディエゴの港は現地で最もリーズナブルな場所で二週間しか係留が許されないので、船の損傷箇所を修理したらすぐに日本に向けて出港となるらしい。

 

まだまだ冒険は続くのだ。

 

無謀と紙一重だが、もう誰も無謀なんて思ってないだろう。

 

 

こんなことばを思い出す。

 

 

百里を行く者は九十里を半ばとす

 

 

後悔のない航海になることを祈りたい。