青春ドラマでは、したことを後悔するよりも、しなかった後悔の方が、後悔の度合いが大きい、と物語は展開しがちだ。
何事においてもチャレンジした方が良いということを勧める話だが、この話は間違って解釈される場合も多い。
無謀や犯罪など本来やらないことが賢明だと分かっているはずのことにも当てはめてしまいがちだ。
というのも、世間ではたまに称賛や羨望を受けるような出来事が起きるからだ。
およそ2ヶ月ぶりに携帯の電波を拾えた。
— 辛坊治郎 公認【辛坊の旅N】 (@JiroShinbo_tabi) 2021年6月16日
ラストテンマイル、慎重に頑張ります。 pic.twitter.com/Wq1ex06WSj
⛵️辛坊治郎ヨット太平洋横断の旅⛵️
— 辛坊治郎 公認【辛坊の旅N】 (@JiroShinbo_tabi) 2021年6月17日
現地サンディエゴ時間
2021年6月16日(水)17:52
アメリカCBP税関国境警備局の
税関/検疫/入国審査施設を兼ねた
サンディエゴ・ハーバーポリスドックに無事に接岸しました!
[N投稿] pic.twitter.com/2ND2WWR3Ua
こんな金属の塊が
— 辛坊治郎 公認【辛坊の旅N】 (@JiroShinbo_tabi) 2021年6月18日
風の力でかかったテンション(圧)だけで
破断するほど過酷な航海でした。
風速30m/s、波高15m…
航海中69日間の映像は
順次、辛坊治郎公式YouTubeチャンネル
「辛坊の旅」にて公開して参ります。 https://t.co/Nkrw5S2bJq
[N投稿]#辛坊治郎 #太平洋横断 pic.twitter.com/t6QtohSvCg
8年前に出た航海では出港早々にクジラとの衝突で沈没し、自衛隊に救助され、その際に自身の番組で散々自己責任を振りかざしていたことがブーメランになっていた。
それから8年、燻っていた思いは『体力がある今やらなければもう二度とできない』という思いから、後悔はしたくないと航海に出たのだ。
航海はまだ終わりではない。
昨日テレビで辛坊治郎さんが中継で喋っていたが、寄港してるサンディエゴの港は現地で最もリーズナブルな場所で二週間しか係留が許されないので、船の損傷箇所を修理したらすぐに日本に向けて出港となるらしい。
まだまだ冒険は続くのだ。
無謀と紙一重だが、もう誰も無謀なんて思ってないだろう。
こんなことばを思い出す。
百里を行く者は九十里を半ばとす
後悔のない航海になることを祈りたい。