諸説あるようだが一般的には2002年から2010年に掛けて行われていたのがゆとり教育、とされてる。
いじめや校内暴力や不登校など学校生活に馴染めない子供が増えたことが背景にあるとされてる。
ちなみに社会ではこのゆとり教育を受けた世代をゆとり世代と揶揄気味に呼ぶことが多い。
それから10年以上が経過し、ゆとり教育が生まれた事情とは違う理由で新たな教育が生まれてるらしい。
最近の大学の文系学部がバカにされるのと共通してるようにも感じる。
そのテーマは必要か不必要かのようだ。
とうとう古文や漢文は、高校の国語教育から消えるようだ。理由は役に立たないから、実用的な国語にシフトしていくらしい。これでいいのだろうか。でも世間は実学に流れており、さらに歴史なども高校教育から姿を消すかもしれないね。いったいどうなるのか。皆さんは、どうお考えなのだろうか?
— 渡邊大門〔株式会社歴史と文化の研究所代表取締役、博士(文学)、十六世紀史研究学会代表〕 (@info_history1) 2022年4月1日
このツイートを補足するツイートもあった。
いや、国語の新学習指導要領では、(小説、随筆、韻文、古文、漢文をまとめて扱う)「言語文化」(必修科目)と(古文と漢文を扱う)「古典探求」(選択科目)が新設されるので、古文・漢文の授業がなくなるわけではありません。
— anti-globalism (@mv22226) 2022年4月1日
「論理国語(4単位)と合わせて「言語文化(小説、随筆、韻文、古文、漢文をまとめて扱う2単位)」ですから、1年次に、古文・漢文の授業が激減するのは仕方がないでしょうね。教育課程は学校ごとに違うので一概には言えないところもありますが。
— 蘇東坡が好き (@oita5d) 2022年4月1日
改めて検索するとコロナ前から決まってたと今更ながら知った。
*「高校の国語、文学を軽視? 2022年度からの新指導要領に懸念 2氏に聞く」
— Hiroshi Matsuura (@HiroshiMatsuur2) 2019年10月14日
… 10月14日付の朝日新聞より。
安倍政権が〈保守〉などと思うのは愚か者だけ。〈保守〉なら、どうして高校国語で文学を軽視し、国文科や日本史学科を含む文学部を潰したりするだろうか?https://t.co/N7mmdoRF7o pic.twitter.com/aFlNcgCPSr
文学を軽視することとトレードオフされてるものはというと、
「文藝春秋」1月号では作家の阿刀田高さんによる「高校国語から文学の灯が消える」を掲載。
— 月刊文藝春秋(文藝春秋digital) (@gekkan_bunshun) 2018年12月10日
新指導要領で導入される「論理国語」は、広報文や裁判記録、企画書、電子メール等を教材とします。実用文を”国語”で読むことの違和感、安易な文学軽視への懸念を述べています。 pic.twitter.com/tSBCTvTmDH
「論理国語」は、広報文や裁判記録、企画書、電子メール等を教材とします
ゆとり教育とは別の危機が日本語に迫りつつあるようだ。