違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

箱根駅伝は特別

日本で何の枕詞も付けずに『駅伝』と言えば多くの人が『箱根駅伝』をイメージするだろうことは検索にも現れている。

 

GoogleTrends『駅伝』『箱根駅伝』 2004年以降

 

箱根駅伝がなぜ特別なのかに関しても多くの人が一家言持っているだろう。

 

駅伝とは全然関係ない場で『ぼく箱根駅伝走ったんです』と聞かされたら、ランニング競技に興味がない人でも話が盛り上がるのは間違いない。

 

箱根駅伝は特別なのだ。

 

 

見てる人だけでなく、きっと選手にとっても特別なのだ。

 

特別であることが確立すると、エピソードも特別になる。

 

 

 

 

走るという意味では、先導の白バイにとってもかもしれない。

 

 

 

 

2022年の箱根駅伝は青山学院大学が優勝。

 

今や青学駅伝部といえば選手よりも原監督の方が有名。

 

Wikipediaによると、監督就任は2004年からで箱根駅伝と関係した人生を送っていたわけではなかった。

 

青学駅伝部が箱根駅伝に出れたのは2009年からで、シード権を得たのは2010年からで、以降シード権を失ってないので、この辺りから箱根駅伝の常連校として認知されたのだろう。

 

優勝候補の一角に名を連ね、実際に優勝できたのは2015年。

 

多くの人の記憶にある青学や原監督のイメージはこの優勝以降のものだが、あの陽気なキャラの背後には人生を賭けた大博打があったのだ。

 

 

箱根駅伝が特別なのは、走る姿だけでなく人生や生き様も想像させるからだろう。

 

箱根駅伝にはドラマが似合う。

 

 

31歳の中学教師が休職して2年限定で大学入学、箱根駅伝出場が目的ではなかったが縁あって箱根駅伝に出場。

 

 

 

 

そして、その襷を繋いが相手は中学時代の自分の教え子。

 

 

 

 

 

次に驚くのは女性が走る時かもしれない。