日本で何の枕詞も付けずに『駅伝』と言えば多くの人が『箱根駅伝』をイメージするだろうことは検索にも現れている。
箱根駅伝がなぜ特別なのかに関しても多くの人が一家言持っているだろう。
駅伝とは全然関係ない場で『ぼく箱根駅伝走ったんです』と聞かされたら、ランニング競技に興味がない人でも話が盛り上がるのは間違いない。
箱根駅伝は特別なのだ。
見てる人だけでなく、きっと選手にとっても特別なのだ。
特別であることが確立すると、エピソードも特別になる。
早稲田大で箱根駅伝に出て、三菱商事に入社した猪俣さん(画像)
— 川田耕作 (@kawata_tenshoku) 2022年1月2日
MARCHは勿論、早慶ですら商社・MMデベ・電博入社は難易度高いですが、箱根駅伝を目指して4年間走り続けたというガクチカは他の学生と差別化出来る強力な武器です
MARCH以上の駅伝強い大学に入り、駅伝部→JTC入社はお薦めです pic.twitter.com/0CRoN67KQd
走るという意味では、先導の白バイにとってもかもしれない。
箱根駅伝において先導を務めた、福岡県警・群馬県警・栃木県警から警視庁へ特別出向中皆様お疲れ様でした。
— kitakyu_pc (@kitakyu_pc) 2022年1月3日
東京五輪警備そして箱根駅伝先導の大役を果たしましたので、東京からそれぞれの地に帰る際には胸を張って帰ってください。
福岡県警のお二方、福岡でお会いできる日を楽しみにしています。 pic.twitter.com/AmTsPO3kI7
2022年の箱根駅伝は青山学院大学が優勝。
今や青学駅伝部といえば選手よりも原監督の方が有名。
Wikipediaによると、監督就任は2004年からで箱根駅伝と関係した人生を送っていたわけではなかった。
青学駅伝部が箱根駅伝に出れたのは2009年からで、シード権を得たのは2010年からで、以降シード権を失ってないので、この辺りから箱根駅伝の常連校として認知されたのだろう。
優勝候補の一角に名を連ね、実際に優勝できたのは2015年。
多くの人の記憶にある青学や原監督のイメージはこの優勝以降のものだが、あの陽気なキャラの背後には人生を賭けた大博打があったのだ。
箱根駅伝が特別なのは、走る姿だけでなく人生や生き様も想像させるからだろう。
箱根駅伝にはドラマが似合う。
31歳の中学教師が休職して2年限定で大学入学、箱根駅伝出場が目的ではなかったが縁あって箱根駅伝に出場。
「箱根駅伝だけで大学入学は踏み出せない」「徳本監督でなければ絶対になかった」31歳今井隆生が明かす“挑戦を決めた”本当の理由(荘司結有)#箱根駅伝 #ekiden #駿河台大学 #今井隆生 #徳本一善 https://t.co/6V8OCjJRKt
— Number編集部 (@numberweb) 2022年1月1日
そして、その襷を繋いが相手は中学時代の自分の教え子。
本当にありがとな。
— 今井 隆生 (@T_MultiRunner) 2022年1月2日
僕にとって、最高の教え子であり、最大のライバルだった。 https://t.co/p7mlO91sy2
次に驚くのは女性が走る時かもしれない。