違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

箱の中身は何?

ブルータスよお前もか、そんな言葉があったなと思った、

 

 

 

このニュースにデジャブを感じた。

 

三ヶ月前まだ暑くてしょうがない頃だった。

 

 

JR九州によると当初、投資額を435億円と見込んでいたが、物価高などで「建設費が2倍弱にふくらんだ」という。計画内容の見直しも検討したが、採算がとれないと判断し中止を決断した。

 

建設準備として21年から線路の移動などの仮設工事を進め、約60億円を投じていた。

 

 

 

やっぱり生き残るのは東京だけなのかと思ったら、

 

 

 

折からの資材や人件費の高騰で、約2600億円と見込まれた事業費について野村不動産側は昨年秋、900億円以上増える見込みであることを区に伝達。同社側からは建築費を抑える案などが提示されたものの、紆余(うよ)曲折の末、今年3月、区は事業が成立するか明らかでないなどとして事業計画の見直しを発表した。

 

 

その他検索すると、日本中でそれなりの都市であってもいや東京ですら大規模な予定されていた開発がストップしてることが分かる。

 

人件費や資材費の高騰や円安の影響までは誰だって想像できるだろうが、それ以上に問題視されてるのが採算性のようだ。

 

需要と単価が期待できるのならば、経費の高騰をカバーできるかもしれないが、需要も単価の上昇ももはや期待できないがゆえに採算性がないと判断されているのだ。

 

再開発されたビルや施設には見物客は大勢訪れるが、通り過ぎるだけでお金は落とさない、挙句に「一回見たらそれで十分だ」と思う人も多いことだろう。

 

 

箱物と括られる建築物は、確かに存在するだけでその土地や地域の魅力を上げるのに役立ったという歴史的な経緯はあるが、箱物の魅力は簡単に飽きられるのだ、そんなことを強く感じたのがプロ野球の日本ハム球団を大事にしなかった札幌ドームが苦境に陥ってると知った頃からだから2〜3年前。

 

当初は赤字だったが最近は黒字化してると報道されるが、その内容はお粗末なものだし、築25年以上だからこれから維持管理コストは増大するばかりだ。

 

つまり、日常利用の魅力を持った箱の中身こそが問われるのだ。

 

箱単体ではもはや魅力は生まれない、どうせドバイよりお粗末なんだし。

 

おそらく箱を人間に置き換えても同じかもしれない。

 

いや、人間の場合はまだ箱単体での魅力が通用してるかもしれないが、通用しなくなるのもそう遠くはないのかもしれない。