違う見方

複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

皆さん、アフィリエイトをしませんか!

自分の会社の商品やサービスを好きで自信を持ってお客にすすめることが出来てる人がどの位いるだろうかという疑問がキッカケで以前「アフィリエイトっておもしろいかも」というエントリーを書いた。

 

社員やアルバイトの中には自社の商品が、好きになれなかったり、内心では良くないとわかっていながら従事してる人が大勢いる。

 

生活するためにはしょうがないからと言う気持ちを免罪符にしながら。

 

この免罪符は、お客に対して向けられるものであるがその呵責の強さは、商品やサービスの特性やお客の属性も関係するので、個人差が大きいだろう。

 

 

良心的な気持ちを持ちながらも、自分の環境で自分にできるベストを尽くすことで、お客に対して免罪符を用いようとはするが、自分の心だけは欺けないと言うジレンマを抱える人は大勢いるだろうが、継続してると感覚は麻痺しやがてなんとも思わなくなる人も大勢いる。

 

昔も今も仕事としてお客に接する場合、最大の障害になるのは「取扱える商品やサービスが限定されている」という点にある。

 

だから、その言い訳として「商品やサービスは、売る人の人格や人間性とセットだ」と昔の人は言った。

 

今もそのことばは生きていて通用するが、その意味する内容は悪いことを指す方が増えているのは、詐欺と相性が良いからだ。

 

 

「新しい国作る」で5千万詐取

警察によりますと、東京に住む50代の女性が、平成25年に知人の紹介で知り合った女から「新しい国を作るので資金を援助してほしい。金は高額の利息をつけて、返してほしいときに返す」と持ちかけられたということです。

女性は話を信用し、現金や振り込みなどであわせて5000万円を支払いましたが、その後「金を返して欲しい」と連絡しても金が戻ってこなかったことから県警察本部に相談して事件が発覚したということです。

 

 

現代は、昔の良い風習が失われていると言われるが、風習の多くは「伝わる情報は、伝える人間の人間性や人格とセット」だということに由来する気がする。

 

親切とお節介は紙一重であるのと同様に、良心と悪意も紙一重だ。

 

現代は情報化社会という呼び方をするようになって久しいが、その意味は商品やサービスだけに限らず、人間性や人格も情報化されるという事を意味する。

 

自社商品を売りたい営業パーソンは、熱心にメリットを伝えようとし、それだけですんなり買ってくれない客には若干のデメリットを伝えて自身の誠実さをアピールしたりする、お客が自社商品よりも全てに優れた他社製品の存在に気付かないようにと願いながら、商品とセットで自分自身も売り込む。。

 

一方、増加した各種量販店のおかげで他社商品との同時比較が可能な場ができると、ごく一部の店員を除けば、膨大な商品情報を理解できず情報提供者として中途半端な店員ばかりになる。

 

そしてネット通販の登場で、情報の主導権は気の利いた買う側に完全に移った。

 

「気が利かない」人には辛い時代になっている。

 

気が利く人は、価格だけでなく、気になる点を全て確認してからでないと買わなくなる。

 

気が利かない人の選択基準はおそらく「あってないようなもの」で本人もよくわかってないだろう。

 

モノが売れない時代だと言われるが、むしろ逆に「欲しいものが売ってない」と言って良いかもしれない。

 

 

「気が利いてる人」の気を引くことが今という時代には求められているのだ。

 

「欲しいものはこれじゃないですか?」ということを、分かりやすく伝える情報(発信する人の人格を含めた)を、「気が利いてる人」は求めている。

 

このように考えると、ビジネスとして自社商品の枠に縛られている社員や、中途半端な知識の量販店の店員よりも、なんの縛りも受けずに痒いところに手の届く情報を提供してくれる「名も無きネット上の人」の人の方が遥かに価値を持つようになれるかもしれないし、既になっている。

 

情報は、発信する側にも、受け取る側にも、同等のリテラシーが求められる

 

肩書きやネームバリューに宿っていた信頼よりも、情報そのものが独立して信頼を得るようになっていると言える。

 

現在は少し評価を落としている「まとめ系サイト」は狙っていることは悪くない、悪かったのは明らかなウソが多かったからだが、叩かれた背景には「新興勢力vs既存勢力」の既存側の逆襲があったとも言える点は忘れてはいけない。

 

既存勢力は、築き上げた信頼(人格も含む)に依存しようとするが、信頼とは過去を示すもので将来を担保するものではない。

 

現代の価値ある情報には常に「現在的価値」が求められる。

 

受け取った情報を上手に処理する能力と、上質な情報を発信する能力は対をなすはずだ。

 

これってアプリの扱いに通じるものがある。

 

アプリを作ることと、アプリを使うことの関係と同じ。

 

作る側には、ニーズや需要の捉え方が求められ、

 

使う側には、使いこなすために自分自身を理解することが必要

 

になる。

 

この、ことばにすると簡単なことは、実行することは必ずしも簡単なことではない。

 

だから、おもしろいし、チャンスが生まれやすいし、一発逆転や下克上が起きやすい。

 

 

「(長年の)信頼」と「いかがわしさ」は紙一重だと分かると、アフィリエイトというのは現代人には必須の能力と言えるかもしれないと気付く。

 

 

現代の必須能力は「現在価値」を提案できるプレゼン能力で、相手の心に届かなければ効果はゼロだ。

 

努力したとか頑張ったとかを、評価する仕組みはどんどん減っている。

 

アフィリエイトぐらいできないと、人として「現在価値」があるとは言えないかもしれない!