昨日、初めての体験をしたので反省を込めて、その時の話を時系列で書いてみたい。
昨日の正午頃にTwitterのフォローの通知が来た。
どんな方かと思いプロフィールを見ると、アカウントは今年の4月に作ったばかりでフォローが40名程度に対しフォロワーが3名という状態で、アカウント名は女性の名前で、セキュリティを意識した無意味なアルファベットや数字の羅列よりも実在感が感じられるものだった。
これまでに発してるツイートは文字はなく写真4枚で、写ってる女性が本人なのだろうが、おばあちゃんと思しき方で、うち1枚は赤ちゃんを抱っこしてるものだった。
基本的に発してるツイートにヤバさを感じなければ、フォローしてくれる方にはフォローを返すことにしているのでフォローすることにした。
しばらくするとその方からDMが入った。
この時点ではわたしは全く疑問も持たず、日本人だけど海外生活が長くて日本語が苦手な方だと思っていたので当たり障りがない程度に返事をしたのは、このやりとりが社交辞令だと思っていたから。
このやりとりに対して、またDMがあった。
この時点で、Twitter使うならDMではなくオープンなツイートを発すれば良いのにと思い始めるが、DMのやり取りが続くことなど初めてだったので相手のキャラクターのせいかなとも思っていた。
無難な返事を返すとまたDMが来た。
悪意は感じないが、めんどくさい人に絡まれたのかもしれないと思い始めるとともに、この話が本当ならめんどくさくても少し付き合ってあげなければいけないのかなとも思い始めていた。
わたしの頭の中にはどう対応すべきかとして複数の選択肢が浮かんだ。
- 本当に文面通りならば突き放すのはかわいそう
- フォローを解除する
- 相手の方からフェードアウトするように仕向ける
変な恨みを買うような振る舞いは逆効果だった場合が嫌だなと思い始めて、ここでも無難な範囲に留めて返事を返した。
そうすると、それに対するDMが以下。
ヤバい!
完全に絡まれてる!
この話が本当ならばわたし如きにするべき話ではない。
返事をしないでいると、
露骨に本性を現したなと感じたので、優しく断った。
その後も、
やり取りはここで終わった。
しばらくして相手のアカウントを見ると、フォロー数が120名くらいに増え、フォロワーも増えていたので、わたしのような脈のない人間から別の人にターゲットを変えたのだろう、だからわたしは解放されたのだと感じられた。
しばらくして、フォロー数とフォロワー数がどの程度変化してるか見に行くと、アカウントが停止されていた。
誰かがTwitter社に通報したのだろう。
さらに時間が経って見に行こうとするとアカウント自体が削除されていた。
しかし、DMのやり取りは残っているので夢や幻ではないのだ。
こういうのはDM詐欺とでも呼べば良いのだろうかと、TwitterでDM詐欺と検索すると、あるんですね!
その中で、顛末をブログに書いている方もいた。
リアルに検証!ツイッターで怪しい外国人からのDMが届いたのでしばらくやりとりしてみた結果… - 新・ぜんそく力な日常〜イクメンパパはニート⁉︎ https://t.co/2JPjUVxV1u#更新 #体験 #検証 #ツイッター #詐欺 #ブログポルタ #DM詐欺
— 碧乃 あか男 (@MrAK1971) 2019年6月27日
よく似た話で、使い回しされてるテンプレートがありそうだ。
この方の場合は一週間ほど経過してからお金の話を出して来てるが、今回のわたしの場合はわずか30分程度で出して来てる。
こういう界隈もノウハウは日進月歩のはずで、コロナで大勢が苦しんでる今だからこそ詐欺話は増えてると思った方が良いだろう。
わたしのように匿名のアカウントで運営してる場合、相手はわたしのことを知らないはずだけど、DMでやり取りすると、本当はわたしのこと知ってるんじゃないだろうかと変な疑心暗鬼も浮かぶので気持ち悪い。
この気持ち悪さが、心のスキになるんだと痛感した出来事だった。
この気持ち悪さを遇(あし)らうことができるかどうかが分かれ目になる。
実害は免れてもストレスからは免れられない。
DM詐欺以前にDMに気を付けましょう!