違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

相談する相手を間違えてはいけない!

ニュース等を見ていてずっと良くわからないことの一つに、SNSを通じて詐欺等の犯罪の共犯者を募るというものがあった。

 

犯罪を犯すということは、成功することを目的にするならば高度なチームワークやモチベーションが求められるので、組む相手は誰でも良いわけではないからだ。

 

ただ最近のおれおれ詐欺の受け子や出し子のように、捕まることを前提にした使い捨て要員としての使い道もあるので、それだったらSNSで募集するのもアリかもしれないが、応募する方だって使い捨てにされるのは嫌なはずだからそれなりの基準を設けて選んでいるはずだと考えると、どのように展開されてるのかは興味があったが、積極的に調べたりはしなかった。

 

 

そして今日次のような記事が出ていた。

 

ツイッターで募集”万引少年団” 窃盗などの疑い8人逮捕 福岡県警 西日本新聞

 

この記事の中には次のような記述があった。

 

〜〜以下引用〜〜

 

容疑者が「融資の相談に乗ります」とツイッターに投稿したのに対し、少年3人が連絡を取って実行犯になったという。

 

〜〜引用ここまで〜〜

 

 

世知辛い世の中だが、SNS上には『〇〇万円プレゼント』のような足長おじさん的な文言が珍しくないので、困ってる自分を助けてくれる人がいても不思議はないと思い込みやすいかもしれない。

 

そう思う人でも、世の中は甘くないのでタダでもらえるとは思わないとしたら、「融資の相談に乗ります」ということばは信頼できるものに思えるのかもしれない。

 

世の中には融資すらしてもらえない人が大勢いるのだから。

 

 

融資の相談を入り口にしてどのようなことが起きているかをTwitterから拾ってみた。

 

 

 

 

 

 

 

まずは王道通りに高い金利でカモにしようとするものから始まるのだが、お金に困って融資の相談という文言にすがろうとする人の心理は一言で言うと『助けて欲しい』だ。

 

融資の相談をするということは、『助けて欲しい』リストに名を連ねることでもあるのだ。

 

しかし、この『助けて欲しい』もどうやらピンからキリまでありそうなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

私はゲームの類はあまり得意分野ではないが、ゲームを入り口にしてアカウントを交換(?)してアカウントを乗っ取られたり詐欺被害に遭ったりというケースが入り口になって、さらに大口の被害が待ち受けてる危険もありそうだ。

 

 

 

 

 

他人事だと思って調べていたが、探せば次から次に多種多様なハッシュタグが見つかり、その一つ一つが被害につながる様子を見ていると、他人事に思えなくなってゾッとする。

 

 

相談してはいけない人に相談することの恐ろしさは後悔先に立たずそのものだ!