不安なことや心配なことがあることが、ストレスになることは誰でも分かってるはず。
そんな場合、ストレスを避けようと思った時に、何をするのが最もストレスが少ないのだろうか?
大きく3つあると思っていた。
- ストレスの原因を探り、対策を立てる
- ストレスの原因は探るが、対策は立てない
- ストレスの原因は探らずに、なんとかならないかなとほったらかし
つい最近まで、ストレスは諸悪の根源だから原因を探り対策することが賢いと思っていた。
ストレスの原因を探るためにも、対策を立てるためにも、情報を得て考えることが大事だと思っていた。
情報を得るための方法には様々あるが、結果として得られる情報も様々になる。
答えとまではいえなくてもせめてヒントをと求めた情報が、いつの頃からか新たなストレスになり始めるようになった。
真実の反対は嘘だと思っていたら、真実の反対にあるのは別の真実だと思い知らされるようになってきた。
詐欺は、嘘に騙されたのではなく、架空の真実を信じたから起きたと解釈した方が現実に即してるのかもしれない。
コロナが発生して以降、情報を得るために多くの人が各種メディアにかじりつきあるいは検索やSNSを通じて正しい対策を立てようとすればするほど現実の虚しさに直面するようになっている。
ストレスを解消しようとすればするほど新たなストレスをさらに背負い込むようになっている。
いっそのこと対策を立てることをやめてしまおうかと思うことは自然な流れだ。
人間の悩みのほとんどは人間関係だと言われてる。
お金のことで悩んでいる人でも、その細部に目を凝らすと、人間関係に行き着くのだと言われてる。
だとするならば、人間関係が発生しない楽しみを見つけることは心の平穏を保つためには重要なことになるはずだ。
そして、その前段階の一つとして、ストレスに直結することに関して情報を遮断することが意味を持つはずだ。
情報をシャットアウトすることが新たなストレスになったら本末転倒なので、情報を得てもストレスに繋がりそうなものはスルーできるセンスと能力を養うことが賢明なのかもしれない。
これまでも言われ続けてはいたが、最近顕著にワイドショーやマスコミ報道は見ないようにしてるという人が増えてるようだ。
知れば知るほどストレスが増える情報アリ地獄に気を付けよう。
賢い人はストレスにしかならない情報をスルーできる!