違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

サーカスの象とバカの壁

ここに来てロシアのラブロフ外相が痛い発言を連発している。

 

 

 

 

 

 

あの大統領にしてこの外相ありと言ったところだろうか。

 

 

日本人を含めた西側では、ロシア国内でのクーデターやプーチン暗殺で戦争の沈静化を期待する声が多いように感じるが、当のロシアでは決起しようとする小さな芽は次々と刈られ、側近はまるでサーカスの象と化してるようだ。

 

 

 

 

子供の頃から恐怖政治を教え込まれると、ありもしない恐怖でさらに自分を雁字搦めにするのだ。

 

少し平和が続くと、きっと意図的に粛清のために緊張状態を作り、サーカスの象効果を持続させようとした結果が今のロシアなのだ。

 

本当は、圧倒的に大多数のロシア国民だけでなく軍の内部でも多くの軍人や幹部がプーチンにはうんざりしてるはずなのに、そんな人たちは表面的にはプーチンを支持してるかの如く振る舞わざるを得ないとすれば、クーデターを企てたくても誰が味方なのかもよく分からないかもしれない。

 

 

養老孟司先生が訴えたバカの壁の真の恐ろしさが感じられる。

 

バカの壁のキャッチフレーズは、“「話せば分かる」なんて大ウソ”だったが、そんなバカの壁とサーカスの象はよく似てる。