ジャニーズ事務所が新会社に移行しジャニーズという名称が表舞台から消えてから1年以上が経過。
ジャニーズタレントは独立したり別の事務所に移った人以外で新会社に留まった人はこの1年メディアから締め出されていて、最近ようやく解禁の動きが出ている。
しかし、もう『ジャニーズの』という枕詞は付かない。
全然知らないタレントでも『ジャニーズの〇〇』という枕詞が付くだけで自然と一定の地位や序列の中でのランクが与えられていたんだなと懐かしく感じる。
世間に通用する枕詞を持てることは市場価値を保つために重要だったのだなと今更ながら感じる。
つい先日行われていた野球のプレミア12、日本チームは侍ジャパンなのだが、その出場メンバーには有名選手はほとんどいなくてWBCで大谷翔平やダルビッシュやヌートバー他日本プロ野球の一流が揃っていて大盛り上がりしたのに比べたらこれは侍ジャパンとは言えない、と感じた人は多かったはず。
侍ジャパンという名称にさほどの市場価値は無いなと感じられた。
侍ジャパンの市場価値は出場するメンバーの市場価値に依存するのだ。
ジャニーズの場合はジャニーズという名称に市場価値があったことになるが、侍ジャパンの場合は名称には大した市場価値は無さそうだ。
しかしジャニーズも有名どころのジャニーズグループやジャニーズタレントに多くの無名あるいは新人タレントを抱き合わせ商法で露出させることでジャニーズの市場価値を維持していたような気がする。
そういう意味では今回のプレミア12における侍ジャパンの人選は市場の期待に応えるつもりがなかったということになるだろう。
あったはずの市場価値が無くなる様を見てると思い出されるのが、
兵どもが夢の跡
寒さが身に染みる