今日見た次の記事をお題に考えてみた。
2025年の休廃業・解散、年間7万件超えペース 過去最多を大幅更新へ 「余力あるうち」の円満廃業が広がる
企業倒産件数に比べると休廃業・解散件数の伸び率は高く、企業の「退出」がさらに加速している。特に、平常時であれば安定した事業継続が可能な「資産超過」の割合が過去最高となった一方、損益面で「黒字」の割合が低下するトレンドが前年に比べて強まっており、余力があるうちに事業を畳む動きが広がっている。
記事を見れば分かるが休廃業・解散をした企業の代表者の年齢は70歳以上が約65%、60歳代が約20%となっている。
企業の寿命とか事業の寿命とよく言うが、なんだか人間の寿命それも健康寿命ともリンクしてるように感じるし、もっと言えば何に幸せや生きがいを感じるかにも通じるように感じる。
もちろんそんな問いに正解などあるわけがないが、最初に正解だと感じていたものが後にそうではなかったと気付くことにも通じるような気がする。
時間は確実に経過する、しかも確実にその速さを増すかのように。
武士道とは死ぬことと見つけたり、という言葉がある。
意味は諸説あるようだが、人生において二択のような選択肢であっても常に正しい方を選べるとは限らない、そんな時は不利な方を覚悟を決めて選ぶくらいがちょうど良いというような意味。
正解だと信じていた価値観がそうではなかったと気付くのは残念かもしれないが、人生とはそんなもんだと達観できるとなかなか良い人生になるのかもしれない、そんなことを思った。