違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

『プロに任せたい』の残念さ

これは果たして本当なのだろうかと思う記事があった。

 

iPhoneが故障した!→約3割が「修理」「買い替え」せずに対処 「そのまま使い続けた」という声も

 

 

 

再起動や設定変更で自己解決というのはそもそも故障ですらないと思うが、買い替えた人の中には一定数の本当は再起動させるだけで良かった人が含まれてるのだろうか?

 

記事はiPhoneに限ってのようだがandroidではどうなのだろうか?

 

記事内に、修理する人の声として『プロに任せたい』というのがあるが、もしかしてこの人は再起動の依頼をしたのだろうかとすら思うが、こういう依頼者は意外と多いのかもしれない。

 

スマホなど登場するより昔から、自動車やバイクのオイル交換すら自分でしない(できない)人はいた、そういう人の口癖が『プロに任せるのが一番』だった。

 

一方で、プロと呼ばれる各種の現場で生きてる人々で本当にプロと呼ばれるに値する人は時代が進むほどに激減していると感じる、ただ単に与えられたマニュアルやテンプレートに従うだけでその意味すら考えないからだ。

 

自分でする気も能力も無い人が増えた上に、プロを標榜する素人同然も増えてるのが現代だとすると、そのことも詐欺的トラブルの激増の理由なのかもしれない。

 

自分でする派の人が、より高度な作業をプロに頼むような場合、必ず費用を含めて作業内容を確認するはず、そしてその際に確実に知識も経験も自分より断然上だと納得できなければ依頼は絶対しないはず。

 

分からない者同士が、マニュアルやテンプレートに基いた表面的なコミュニケーションで契約事が成立することが増えているのが現代の特徴だからということも詐欺的な事件が後を絶たない理由かもしれない。