人々の関心はどこに集まっているのかを探りたくてGoogle Trendsを活用してるが、色々なワードを比較したが『金(かね)』が、コンスタントに高い関心を集めるのに対し、『地震』は東日本大震災や熊本地震の際には瞬間値としてだが『金』をはるかに上回る関心を集めていた。
これは、金よりも命が大事ということだろうと思い、"世の中金より命が大事"というエントリーを書いたが、今回はその続きを書いてみたい。
おさらいとして、人間にとっての重要な関心事として、『金』『健康』を比較すると、
これに『地震』を加えると、
前回のエントリーを書いた時点では起きてなかった大阪北部地震(6月18日)も『金』を超えていることがわかる。
地震に限らず大水害や今だと高温や熱中症など命に関わることは、瞬間値としては高くなるが、これは平常時の関心事ではないし、心配事として常に心の片隅にあるかもしれないが、そればかり考えているわけではない。
『金』に関係しそうな『投資』や『副業』も調べたが『金』に比べたら全然低い。
では、『地震』の代わりに『ペット』を入れて比較すると、
『ペット』は、関心の度合いとしては『健康』とほぼ同じで、直近では『ペット』が逆転しそうな気配すらある。
ついでに『猫』と『犬』を加えて比較すると、
『猫』の関心の高さが分かるが、2013年から2015年の2年間で急激に上昇し、2016年からは下降に転じ、現在では犬とほぼおなじになりつつある。
犬がコンスタントに緩やかに上昇してる様と比較すると、『猫』はブームだったことがわかる。
ところで、『ペット』も『猫』も『犬』も関連のキーワードを見ると、『ゲーム』や『アニメ』と強く結びついて相互に影響しあってる感じを受ける。
『金』『ゲーム』『アニメ』を比較してみると、
ゲームにもアニメにも関心がない私には信じられない結果というか、自分の知らない大きい世界が存在することを思い知らされ、驚くことになった。
『ゲーム』や『アニメ』と言えば『動画』だなと思い、加えて比較すると、
『動画』がこんなに反応が得られるとすれば『写真』や『静止画』や『カメラ』はどうなのだろうかと調べてみたが、「ほお〜」という結果は得られなかった。
では、これに『ブログ』を加えて比較すると、
『ブログ』の代わりに『YouTube』を加えて比較すると、
『動画』も『ブログ』も『YouTube』も受け身での鑑賞と、能動的な表現の二通りがあるが、キーワード検索では、この二つの違いまではわからない。
面白いのは、2011年以前は『動画』と『YouTube』はイコールに近い関係だったが、それ以降は別の存在になったようだ。
おそらく、スマホの普及とアプリの多様化が関係してるかもと感じる。
動画に取り組んで見ようかと、意識的に取り組んだことがあるが、なんとなくフェードアウトしてしまった。
理由は簡単で、何を撮ろうかで悩み、撮りたいものが見つからないからだ。
ブログネタに関しては、今となってはどうとでもなると自信があるが、動画や写真はなかなかそうはいかない。
カメラを手に入れた時、シャッター押すだけだろうと少しバカにしていたが、これがなかなか難しい。
今回調べて改めて思ったが、動画や写真で表現できる術を身につけることは、必須のリテラシーになりつつあるのかもしれない。
誰でもできるが、誰にでもできるわけじゃないことで、差がどんどんついて行くのだろう!