俳句がおもしろいことに気付いたのはテレビ番組『プレバト』のおかげだ。
おもしろいと気付くと、なぜこれまでおもしろいと思わなかったのが気になってしまうものだ。
おそらく授業で勉強として教えられたことが最初だったし、勉強のテーマとしては地味だし、受験の際に配点が高いわけでもないので、自然に少しバカにしてたような気がする。
理由はどうあれ、おもしろさに気付けない最大の原因は自分自身にあっただろう。
しかし、わたしと似たような立場や価値観であっても、俳句に目覚める人もいたはずだ。
そんな時に大きな役割を果たすのが先生だ。
どんな先生と出会えたか、先生からどんな刺激や影響を受けるかは、想定外のものをもたらすが、先生から影響を受けた生徒は、一方通行で影響を受けたのではなく、生徒自身も先生に影響を与えていたはずで、双方向のコミュニケーションがあったはずだ。
現代では、影響を受け合う人間関係は先にお互いのプロフィールを確認することから始まり、そのプロフィールに応じたメリットを得ようとコミュニケーションを取る傾向があるように感じるが、このコミュニケーションから得られるものは全て予定調和ばかりになるだろう。
さらに深い何かを得ようと思うならば脱予定調和を図る必要がある。
そんな際に障害になるのが、プロフィールに応じて得るものを変化させようと考えることだ。
テレビ番組『プレバト』の俳句の夏井いつき先生は、先生としての魅力に溢れている。
どんな状況でも、生徒(視聴者含む)を上回る語彙力や洞察力を持つが、決して頭が良いと言われる類ではなく、人間力の差だと思わせてくれる。
得ようとして得るものと、そんなつもりはなかったが得たものには大きな違いがある。
プロフィールと言われて何をイメージするだろうか、経歴や実績の羅列が自分自身の生き様の全てだと思える人が世にどのくらいいるだろうか?
本当のプロフィールは失敗や試行錯誤や悩んだことにあると感じてる人の方が本当ははるかに多いはずだ。
【婦人公論.jp 新着記事!】
— 婦人公論 (@fujinkoron) May 16, 2019
上品な着物姿で芸能人たちの作る俳句を一刀両断! 夏井いつきさんの素顔は
〈『#プレバト!! 』で「毒舌俳人」として活躍できる理由 「妻としては適当でいいよ」と言ってくれた夫〉 #夏井いつき https://t.co/CvsT4HYk0E #婦人公論 #再婚 #夫婦
リンク先の記事には次のように書いてある。
いまから11年前、私は49歳で再婚しました。当時、私には23歳の娘と22歳の息子がいましたが、正直、まさか自分が再婚するなんて、想像もしていなかったのです。
43歳で離婚したとき、「あぁ、自由になった」と思いました。
離婚したときには、まったく想像もしていなかった生活です。本当に再婚してよかった。この先、老いていったとき、手をつないで歩ける人がいる。これはなにより幸せなことだと、しみじみ嚙みしめています。
この結婚観を通した生き方が、夏井先生のプロフィールに相応しい。
しかし、世間的には肩書きや受賞歴や著作などで彩られたものがプロフィールとして扱われる。
「プレバト!!」でお馴染みの毒舌先生、夏井いつきさん
— 講演会講師紹介 オフィス愛 (@kouenplus) March 2, 2017
講演会では、誰でも簡単に俳句を作るコツを伝授します♪
夏井いつきさんプロフィール⇒https://t.co/Al5DLe1zRO
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生きてることを楽しんでいる人は、常に先生を求めるものだ。
そんな先生に何を求めるか?
求めるものを間違うと、人生はつまらなくなる。