志村けんさんの訃報のインパクトは、コロナに関連してることもあるし、芸歴の長さゆえの折に触れての思い出とセットで記憶されてるせいもあり、各界から思い出話とセットで悲しむ声が上がっている。
そのことはGoogleTrendsにも現れている。
ブログを書くようになったことをキッカケにGoogleTrendsを時々チェックしていたが、500万+というのは初めて見た。
思い出とセットで検索されていることは関連するキーワードから伺える。
これまで200万+は何度か見たことがあったが、200万+の上が500万+という表示になるのかもしれない。
訃報のインパクトを比較するというのは野暮で失礼かもと知りながらもこの数年の訃報としては西城秀樹さんの時も似てたなということを思い出す。
西城秀樹さんの訃報に際してもわたしはGoogleTrendsをチェックしていていたが、その時は200万+だった。
3月31日の夕方の時点で志村けんさんと西城秀樹さんを比較してみると、
4月1日に確認すると、
志村けんさんの検索は前日より伸びてるが下降に転じていることが分かる。
優劣を競うような話ではないが、改めて西城秀樹さんの訃報のインパクトを知ることができた。
2018年には関連するキーワードなどを含めて西城秀樹さんのことをブログに書いていた。
志村けんさんの場合は、『お世話になりありがとうございました』と語る芸能界の後輩や共演者が多いのに対し、西城秀樹さんの場合は、『あなたに憧れて芸能界に入ったんです』という声が後輩アイドルやミュージシャンに多かった。
そういうことを亡くなられた2018年の5月にブログにて書いた。
さらに、亡くなられて1ヶ月経ってもファンが喪に服してるような話題が見られていたのでそのこともブログに書いた。
久しぶりに自分のブログを読んで、この二人に死後の共通点があることに気付いた。
死後にアーカイブではなくテレビに出ることになるのだ。
〜〜以下引用〜〜
西城秀樹さんが27日放送のフジテレビ系人気アニメ「ちびまる子ちゃん」(日曜・後6時)に“登場”することが17日、分かった。
原作者・さくらももこさんが西城さんのファンで、原作やアニメに度々登場、エンディング曲「走れ正直者」も担当するなど関係が深かった。27日放送のタイトルは「まる子、早めに衣替えをしたい」。主人公・まる子の姉が西城さんの熱狂的なファンという設定。まる子が駄菓子屋で「ヒデキの缶バッジ」を当てたり、姉が「ヒデキのドラマ」を見るために家路を急ぐシーンが出てくる。関係者によると放送は以前から決まっていたという。
さくらさんはこの日、ブログで「私達の世代にとって秀樹さんは本当にスターでした。心から御冥福を御祈りします」としのんだ。
〜〜引用ここまで〜〜
※さくらももこさんは3ヶ月後の2018年8月に53歳で他界。
志村けんさんも一部収録済みの朝ドラに出るらしいのだ。
志村けん、朝ドラ「エール」4・27から登場予定 - サンケイスポーツ https://t.co/J0PjoqpIl0 #エール
— 朝ドラ「エール」の話題配信 (@asadra_NHK) 2020年3月29日
もっと過去に遡ると、アクションスターの元祖であるブルース・リーの『死亡遊戯』を思い出す。
クライマックスのラストシーンを撮り終えたところで、ハリウッドからのオファーの『燃えよドラゴン』を優先したが、燃えよドラゴンの撮影直後急死し、死亡遊戯はクライマックスシーン以外はそっくりさんを使って完成させたという話。
死んで花実が咲くものかと言われるが、真に偉大な人は死後も花実を咲かせるようだ。