違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『バカ』というキーワード!

大きな本屋に行って、ビジネス書や自己啓発本のタイトルを見ていると、タイトルに『バカ(アホも含む)』と銘打った本が意外と多いことに気付く。 いくつか上げてみると、 ビジネスや自己啓発ではないが、こんな本もある。 Amazonの本の紹介は、バカの説明や…

ブログの文字数で分かること!?

テレビ番組の『プレバト』で最も人気があるのが俳句。 5+7+5の17文字で情景や気持ちを表現する雅な遊びだが、この少ない文字数で何をどう表現するかが腕の見せ所なのだが、説明的になってもおもしろい句にならないし、聞き手の想像力を刺激することは大事…

闇営業の需要と供給!

芸能界(今のところ吉本興業中心)の闇営業の実態がゆっくりと拡大されながら暴露されている。 闇営業は、芸能人の劣悪なギャラ事情を背景にした自助努力の失敗のケースとして取り上げられることが多いようで、同情も寄せられている。 一般的には、供給側と…

諦めた人は、権威が好きになる!

「学歴なんて関係ない」、今はそういう時代だと思っていたが、世間の動きを見てると、もしかすると学歴は重要視されてるかもしれないと感じられる。 クイズ番組に出演する芸能人が学歴で序列化された番組が増え、頂点に東大が位置するが、最近では東大の医学…

手数料ビジネスと『カスタマーサクセス』!?

ビジネスや商売の基本は、『売ると買う』や『依頼すると依頼される』の関係で成り立つ。 成り立つためには双方の満足や納得を価格(=金銭的な価値)で確認することが必要になる。 それに対して、満足や納得とは無関係に、事前に決められた手数料で展開され…

今治タオルに感じるベッキーのおもかげ!

テレビや新聞など情報収集の最前線で取材し発表する術を持つ立場の人達はスクープや特ダネに拘る性(さが)を持っている。 そして今やスクープや特ダネに拘る気持ちはむしろ週刊誌の方が強いのかもしれない。 スクープや特ダネを“スクープや特ダネ足らしめる…

『下品』のススメ!?

20世紀から21世紀にかけてグローバル化がいっそう加速したことで、ルールや法律や規則の国際共通化が図られるようになった。 国際取引をする企業は、国際基準を標準にするようになり、国際基準を標準採用した企業は、自社の取引企業にも国際基準を適用するよ…

ウーロン茶世代!

家の本棚を整理して、要らない本を断捨離しようと思っていると、買ったことすら覚えていない本がなんとたくさんあることかと驚くほどだった。 その中で捨てようかどうしようかと思いながら読み返すと、意外に面白い本があったので紹介。 1996年に出版された…

こちら側とあちら側!

世の中にはさまざまな境目がある。 成功と失敗の境い目なんていうものもある。 誰もが成功しようと願い行動するが、成功する方が少ないかもしれない。 成功するために取る行動は様々だが、それが失敗すると後から反省点はたくさん出てくるが、なぜか前もって…

金融投資関連事業者や詐欺師が手ぐすねを引いて待っている!

金融庁が6月3日に発表した「老後の30年間で2000万円不足する」という報告書が炎上気味に話題になったが、それから3週間近く経ってもこの話題はまだくすぶっている。 この報告書の内容の真偽はともかく、具体的な数字として30年間で2000万円(≒毎月5万5000円…

アンテナと引き出し!

タイムライン上を次々と情報が駆け抜けていく。 情報は次から次に出てくるが全部を追い切れるわけではない。 結果的に、追い切れなかった情報は一旦消えたのと同じことになる。 情報を追う際に、ある特定の情報に反応すること(できること)を比喩的にアンテ…

発達するテクノロジーは世の中を退屈にする!

確実にテクノロジーは進化してるが、テクノロジーの進化は必ずしも人間の営みを進化させてるわけではなさそうだ。 日本の電機・電子産業の生産額の落ち込みマジでヤバいな。2017年の総生産額は,2000年の半分程度。https://t.co/FUvSGMtVeW pic.twitter.com/…

『あれもできます、これもできます』と言い切るのは中途半端な人!

現代人に突きつけられている課題は、正解が分かりづらいという特徴があり、時には問題そのものが分からないことすらある。 そんな現代を乗り切るために必須の要素として、①根拠の無い自信を持てること、②ジャンケンのように必勝法がない勝負に苦手意識を持た…

アドリブvs台本!?

ビジネスライクに展開される流れが予定調和的なのは、台本やシナリオの存在が感じられるからだ。 当事者はあまり意識してないかもしれないが、ごく普通のビジネスの場でもシナリオや台本は存在していて、それらの一部は『マニュアル』と呼ばれたり『想定問答…

悪意を持たない敵が増えている!

2019年5月1日から始まった新時代の令和。 あと2日で50日が経過することになる、もうすでに世間を騒がせる事件や事故がいくつも起きているが、それらを時系列で整理してみた。 令和が始まる直前の4月末に、秋篠宮家の長男悠仁さまが通われるお茶の水女子大付…

『親は絶えず子供の犠牲になる。それは永遠に繰り返される。』byゴーギャン!

日本では「子供が親の犠牲になる」という切り口で捉えることが相応しい事件や事故が珍しくない。 子供が小さければ親としての役目の怠慢や放棄などが、親が高齢になれば介護などが該当するものとして思い浮かぶ。 こういう先入観が一般的なんだろうなと思っ…

共感してると思ってる時は、哲学が不足している(かも)!?

子供が犠牲になる痛ましい事件が、いつもどこかで起きているような気すらするのが最近の日本で、事件や事故で子供が犠牲になった話を聞くたびに心が重くなる。 同じように感じる人は大勢いると思うが、悲しい出来事が実際に頻繁に起きているのか、それともご…

人間関係を換金する人々!

かつてのお昼のバラエティ番組『笑っていいとも!』の人気コーナーに『テレフォンショッキング』というコーナーがあった。 このコーナーの合言葉は、「友達の友達はみな友達だ、世界に広げよう友達の輪、『輪っ(会場を含めて全員で)』」というものだった、…

小さなクーデター!?

厚生労働省が副業解禁へ舵を切ったのが2018年1月。 副業が解禁になる理由としては、会社の給料はもう上がらないから、不足を感じるようなら自助努力でどうぞということだとわたしは受け取っていた。 それから1年半、『老後資金はさらに2000万円不足します』…

180度反対の価値観をプランBとして準備せよ!

世間に出回る情報の総量が飛躍的に増えた結果、純粋なオリジナルの価値が高まっているが、だからと言って金銭的な評価が高まるというわけではない。 純粋なオリジナルは、他とは似てないことが大事で、仮に違いはわずかであってもその違いが圧倒的な差に繋が…

フリー(無料)のススメ!

最も価値があるものは、フリー(無料)で提供されるようになるということが世間で語られるようになったのは、2009年にこの本が出てからだ。 2009年以前からパソコンのフリーソフトなどでは、お金を出して買わなければいけないソフトよりも使いやすく便利なも…

『もっと自分に適したものがあるのではないか』という煩悩!

テレビやネットの実演系の通販番組を見ていると誰でも気付くのが、『今だけ』『限定』『〇〇%安い』『お得』というワードが踊りまくっていることだ。 観客をスタジオに入れて繰り広げられるバラエティ番組と共通するノリやテンポが感じられるが、商品に興味…

闇営業とインフルエンサー!

たまたま、芸能界の闇営業の話題が立て続けに出ていた。 闇営業とは、芸能人が事務所を通さずに仕事を取ることで、プロスポーツの選手が所属チームの了承を得ないで行う場合にも当てはまる。 最近はサラリーマンの副業解禁も増えているが、副業禁止の会社で…

飼育されてる現代人!

地球温暖化という指摘がされ始めたのが1970年代、1990年代に入ると国際政治におけるテーマの一つになるようになった。 一般人の私たちが地球温暖化を実感するようになったのは、2007年から気象庁が気温35℃以上を猛暑と呼ぶようになった頃からだろう。 世間話…

『時間に縛られる』という煩悩!

今日のブログを書くために改めて調べたことばがある。 『刹那』だ。 私がなんとなく理解していた意味は、『今さえ良ければ』だった。 ウィキペディアにはこう書いてあった。 刹那(せつな、Skt: क्षण kṣaṇa)とは、仏教の時間の概念の1つで、最小単位を表す…

本能vs理屈!?

母国語以外の言語を習得しようとするならば、早く始めるほど効果が高いと言われる。 母国語は、理屈というよりも本能に近いところで身に付けると言われる。 本能に近いところで身に付けた言語は、ネイティブ(その土地に元々いた人)のレベルに近づけること…

ストレスと困難の違い!

情報を求めてインターネットで検索する場合や、図書館や本屋で本を探す場合に、わたしはその情報や本がいつ発信されたのか、あるいはいつ書かれたかが気になるタイプだ。 無意識のうちに、旧いものよりも新しいものの方が価値があると思っているのだ。 一方…

充実感と噓!

人間は、さまざまな状況で自分の気持ち(≒本音)に嘘をつくことができる。 楽しくないのに笑ったり。 嫌い(≒飽きた)なのに受け入(容)れたり。 勉強したり練習したり修行するような場合でも、目的や目標があれば、キツくても厳しくても受け入れることがで…

時代とともに変化する『付加価値』!

お客様がいるならば、すべてのビジネスは役に立っている。 お客が付いているならば、この世に役に立たない仕事など無い。 少し前までだったら、これらのことばには説得力があった。 東日本大震災の翌年の2012年(平成24年)の公益財団法人日本生産性本部が発…