違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

情報という撒き餌

AIの登場以前から進んでいた機械化、自動化、コンピュータ化は、製造業の現場で作業する方の手先の器用さや几帳面さや丁寧さといった極めて個人的な資質に依存して成立していたことを汎用化させることに成功した。 この資質は慣れや熟練とも呼ばれるので、そ…

信じる者が騙される!

統一教会の被害が後を絶たないのはなぜか? 『統一教会』の部分はさまざまなワードに置き換え可能だ。 『宗教』でも成り立つだろうし、『詐欺』でも成り立つし、『報道』や『ワイドショー』や『広告宣伝』もありだろう。 被害を自他ともに認めざるを得なくな…

コスト削減第二章

わたしがコスト削減というワードを認知したのは今から25年前頃。 日本ではバブル崩壊のせいもあり、売り上げよりも利益が大事だという意識がゆっくりと浸透し始めていた。 売り上げが同じなら利益の最大化はコスト削減に掛かってくる。 誰もが理屈は分かるの…

『コーヒーを仕事にしたい人』が増えてるらしい

日本で喫茶店がカフェと呼ばれるようになったのはいつ頃だろうかとふと思った。 喫茶店をカフェと呼ぶのは妙にカッコ付けてる印象があったが、いつの間にかごく普通のことばとして浸透した。 スターバックスのせいのような気がする。 Wikipediaには日本の一…

自民党と統一教会に感じる代理店関係

昨今の統一教会と自民党の関係を見てると、お互いがお互いの代理店の役割を果たしているように感じられる。 統一教会は信者を集めたい、と言うよりも本当に集めたいのは献金。 一方自民党は、選挙で票を集めたい。 その利害が一致したからこそ相互代理店が成…

雷は怖い

最近雷が多い気がする。 夏と雷は昔から相性が良い気がするがこの一週間で数度ドラマや映画で見るような家が揺れるほどの雷鳴を聞いている。 雷が多いかどうかは検索数に現れるだろうからとGoogleTrendsで見ると、 毎年夏にはそれなりの頻度で検索されてるこ…

経験中心の履歴書って何?

ちょっと炎上してる件がある。 「学歴中心の履歴書から経験中心の履歴書へ」女性起業家の発言が10か月経って“炎上” 半年以上前のテレビ番組でのある発言がこのところ、ネット上で“炎上”している。“炎上”している発言は、TBS「サンデーモーニング」のコメンテ…

運が良いのか悪いのか?

全然無関係な事象に共通性や関係性を見つけることは楽しい。 マネーの動きと水の動きにそういうことを感じた、そんな自己満足な話。 まずはマネーから。 このサイトで①1990年以降②G20の国、という二つの条件でGDPの推移をグラフ化したものを見ると次のように…

日米合同委員会って知ってる?

山上徹也が安倍晋三元首相を暗殺して以降、世間やワイドショーでは統一教会の存在がクローズアップされている。 統一教会と自民党の関係は今やワイドショーネタでありゴシップになっていて、統一教会だけでなく他の宗教にもアンテナが張られている。 萩生田…

バカバカしいと思うなよ〜🎵🎵

Twitterを見ていたら、日本的とは一体なんだろうかと感じさせるものがいくつも目に付いた。 どれも文面よりも映像が雄弁に物語っている。 こういうポスターでもマスクしてるのって、極めて日本的でバカバカしいな。飲酒運転根絶の前にマスク外せよ。 pic.twi…

深まるばかりの謎

少々時系列で振り返りたい。 7月10日の参院選における密かな興味は生稲晃子氏の落選がどの時点で明らかになるかだった。 そんなことを思ったのは次のようなことが明らかになっていたから。 答えるなってのは党の支持なんだろうけどそれにしても酷い。山本太…

『サブ』の時代?

寄せては返す波のように、あるいは振り子が行ったり来たりするように、常に一定の周期で向きを交互に変えるような動きや現象がある。 波や振り子をイメージすると、その周期に要する時間があまりにも短いので頻繁に向きを変えてるという理解になるが、ものす…

コミュニケーションの憐れ

コロナ禍でより一層浸透したコミュニケーションにオンラインを駆使したリモートがある。 日本では、これで十分じゃんという声が多いように感じる一方で、世界に目を向けるとこれじゃあダメだという声がITの最先端を行く巨大企業から上がる。 コミュニケーシ…

どこにもいない一国一城の主

一国一城の主とは、辞書的には他への依存がない独立した状態を意味する。 偉くなくても金持ちでなくても、独立できてる方が良いじゃないかと一般には理解されてる。 そんな一国一城の主を考えていたら、なぜかその反対の依存することを薦める言葉が頭から離…

180度変わる印象

記事に書かれてる事件のことは全く記憶になかった。 タイトルに惹かれて記事を読んだが、想定外の展開だった。 「アレフから娘を取り戻したかった」と元妻を惨殺した男 子どもたちが法廷で明かした“父親の真実”とは 2022年08月14日 検察官「Aさんが子どもを…

努力を活かすも殺すも〇〇

物事が上手く行くとラッキーだと感じ、上手く行かないとアンラッキーだと感じる。 ラッキーの部分は運と置き換えても同じ。 他人のラッキーにあやかりたいと思う人が多いので分析の対象になる。 その分析の結果、ラッキーの正体は積み重ねた努力だと解説され…

説得vs論破

論破といえばひろゆきが有名で論破王とも呼ばれる。 論破王なんて呼ばれるもんだから、さまざまな方面から挑戦者が現れ、ひろゆきを論破しようと挑まれている。 論破とは文字通りその論は成り立たないと見破ること。 展開されてる主張に矛盾があることを指摘…

脇役vs主役

気になる本。「人間は進化の仮定で、因果関係を時間軸でシミュレートする機能がついた。そのせいで、あらゆるものに因果関係をつくらんと、不安で不安でしかたなくなる」みたいな脳の構造からスタートするお話なんかな。 https://t.co/TPWNTnCuge — 深津 貴…

絶えず変化するパレートの法則

格差が拡大してることを伝える話は多い、特に所得に関しては。 最富裕層500人、昨年だけで116兆円の資産増 格差の大きさ浮き彫りに https://t.co/V5UK9exVTo — cnn_co_jp (@cnn_co_jp) 2022年1月5日 世界の超富裕層1%、資産の37%独占 コロナで格差拡大…

自分の意見や判断の根拠をストーリーに置かないこと

最初は単純におもしろい、あるいは世間で話題になってる、あるいは出演者が好き、というような理由で映画やテレビドラマを好きになると、やがて脚本に対して興味を持ち意見するようになる。 同じようなことは日常生活の至る所で起きている。 映画やテレビド…

ダイエー化する情報社会

世の中にはさまざまな悩みが存在する。 こんなことで悩んでいるのは世界に自分ひとりだけだろうなと思うような悩みから、誰もが悩むであろう悩みまで。 本当に体調が悪くなったり急なケガをすれば迷うことなく病院に行くだろうが、時間的に余裕があり、どう…

広告宣伝を極めると霊感商法になる

広告宣伝に関しては、広告宣伝を出す側と広告宣伝を見る側の二つの立場以外に、企画したり仲介したりという三つの立場が代表的なものになる。 その中でも圧倒的に大多数なのは広告宣伝を見る側になり、その立場にとっての広告宣伝とは次のようになる。 「イ…

再現性のある答えはどこにも落ちてない

人間関係や力関係で答えが決まる場合には、答えは情緒的な存在になる。 多数決で答えが決まる場合には、答えは法律的になる。 答えにエビデンスや証拠が求められると、答えは理詰めで数学的になる。 情緒的な答えは都度コロコロ変わり、法律的な答えは時の流…

Interestに振り回される現代人

ある本を読んでいて改めて再認識したことがある。 人類は長い期間宗教を拠り所にしてきた。 社会規範や法律や正義(反対側には罪や罰がある)というのは、宗教や教会など神様との接点から生まれていた。 そして今でもその基本は生きている。 しかしながら、…

『可愛さ余って憎さ百倍』という世界共通の価値観

キッカケは次の記事だった。 原爆忌を迎えた #広島 で、ロシアと #ウクライナ 両国にルーツを持つ平石英心さん(15)が77年前に広島で被爆したバイオリンを演奏し、平和を願う音色を響かせました。本日の夕刊で(三浦)関連記事↓https://t.co/40sa2sECQ0…

扇状地はどこに行った?

大雨による水害は、地球温暖化や線状降水帯という新しいワードで説明されることが増えた。 この話を聞くたびに思い出すことがある。 いや正確に言うと、昔からどうでもいいことなのになぜか記憶から消えないことばと結び付くのである。 小学生の頃、社会の授…

情報化社会の落とし穴

パフォーマンスや結果を重視する分野では、機能的であることが求められる。 例えば身体一つで勝負するスポーツの世界では、ウェアやギアや道具など、着用したり装着したり使用するモノ選びは重要になる。 モノ選びで重視される要素には次のようなものがある…

幽霊やお化けより怖い特定屋

ちょっとした夏の怪談では済まないかもしれない。 【独自】「SNS特定屋」に注意…“タピオカ”から個人情報追跡 “写真なし”でも入手 さらに、ツイッターで「特定屋」と調べてみると、数えきれないほどのアカウントがあります。 試しにTwitterで『特定屋』と入力…

『命を守る行動を』という免罪符!?

『線状降水帯に注意を』と言うと、関係するのは九州や西日本のイメージがある。 一般的には湿気を大量に含んだ空気は西側から日本列島に侵入してくることが多いからだ。 そんな線状降水帯による大雨が東北や北陸で起きている。 大雪に関しては豊富な経験があ…

国葬という名の電通葬、パソナ葬

先週の記事。 安倍元首相の国葬は9月27日に日本武道館で実施されることが決まっており、幹事会は準備を急ぐ方針ですが、ここへきて国民をザワつかせる事態が浮上。式典を運営するのが、ナント、大手広告代理店の「電通」だというのです。電通に問い合わせる…