違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

雑記・エッセイ

神は拾ったものを捨てる

11月5日阪神タイガースの日本一決定で日本のプロ野球の2023年の試合は終了した。 終了と同時に現役選手にとっては最も厳しい1ヶ月が始まる。 11/6:日本シリーズ不出場チームの戦力外通告期間終了 11/10:日本シリーズ出場チームの戦力外通告期間終了 11/6〜…

継続は束縛

『継続は力なり』、この言葉が悪い意味で使われることはほぼないが、いくらでもネガティブに捉えることができる。 腐れ縁や悪しき人間関係の継続を断ち切りたいのに断ち切れずに苦しんでる人はきっと多いはず。 あるいは、一時はライフワークとばかりに時間…

心理的な抵抗

究極のキャッシュレスを思わせた仮想通貨は、世界的な大盛り上がりから5年が経過した現在では、実体経済には何の貢献もしないし大した影響力も無さそうな様相だ。 仮想通貨は暗号資産などとも呼ばれている。 通貨や資産における仮想や暗号と、IT界(データの…

ある女郎蜘蛛の死

用事で外出する際に、庭の金木犀と倉庫の屋根の間に巣を張っていた女郎蜘蛛が今日見たらいないのに気付いた。 真下の地面付近を見るといた。 落ち葉でツンツンとすると手足は動かすが動き回ることはできないようだ。 死を迎えつつあることが感じられた、もし…

みんな後出しジャンケンを狙っている

後出しジャンケンは嫌われる、ズルいからだ。 ジャンケンだとズルはご愛嬌で済むかもしれないが、現実社会でも意外と多いのだ。 求人における募集時の待遇条件と実際の勤務条件がまるで違う。 このパターンは典型的かつ古典的で、保険をはじめとする契約事に…

裸の王様が着ていた透明な服

競争が激しいことはレッドオーシャンと呼ばれる。 この場合のレッドオーシャンはビジネス用語だ。 ビジネスでは競争が激しいところで戦うことは賢くないとされる。 競争が激しいということは成果や果実にありつけないから。 そういう意味で競争が緩やかな分…

曖昧でも悪くない

以前に読んだことある本でそこそこ気に入ったものでも、読み返すとこんなこと書いてあったっけという部分に出くわすと、得した気持ちになる。 ドラマや映画でも『前に見た時こんなシーンに気付いてたっけ』と思える時には新鮮な気持ちになれる。 これは、覚…

トレードオフのあれこれ

貯金をする人は、買いたいものを我慢している。 『貯金』と『買いたいもの』の関係性はさまざまなものに置き換え可能。 この場合の貯金が、買いたいものや欲しいものの選別吟味のために一時的に留保してるということであれば、買うことを我慢してるのではな…

ストレスと距離感

格闘技やケンカでは手足が届く範囲は、パンチや蹴りが到達する範囲となるので、勝つ場合も負ける場合もこの距離感をどう有利に活用できるかが分かれ目となる。 もちろん、単純に言えば手足が長い(≒背が高い)方が有利。 このような、距離感が勝負の分かれ目に…

ノウハウを求めるのはDNAに刻まれた記憶が深いから

『ノウハウ』の推移をGoogleTrendsで検索可能な2004年以降で検索すると、 この20年で4分の1に減っていた。 下げ止まりの始まりは2012年から2013年に掛けて。 日本におけるスマホの普及の始まりが2011年3月の東日本大震災以降だということとリンクしてるよう…

イノベーションの対義語はカイゼン

イノベーションの対義語は保守(メンテナンス)だと書いてあるものを見た。 明確な対義関係にあるとは感じないがニュアンスとして近いのは理解できる。 それよりもイノベーションの対義として相応しいのはトヨタの生産方式であるカイゼンの方が近いような気が…

テレホン人生相談のガチャ切り

Twitterで『ガチャ切り』が話題になっていた。 どうやらテレホン人生相談に関してらしい。 相談者が厳しいことや自分の意に沿わないことを回答者に言われてガチャ切りしたようだ。 いつの頃からか聞かなくなったが、昔は一人で運転中によく聞いていた。 車を…

文化の弊害

言語明瞭意味不明なものに日本国憲法が保障する『文化的で健康的な最低限度の生活』がある。 このことばに振り回される人の多くは最低限度の解釈を巡って振り回される傾向が強く、その最低限度は天から降ってくるものだと思いがちで、ついでに言うと最低限度…

フジモンの需要

ネットニュースで盛り上がるのは芸能人ネタと正義ネタと相場が決まっている。 今ジャニーズが大盛り上がりしてるのは、その両方がてんこ盛りだから。 そう思っていたらビッグサプライズが登場した。 フジモン当て逃げ。 ジャニーズに飽き飽きしてるタイミン…

できそうでできないのが記録や観察

記録や観察の場合は、添えられる文や写真(絵でも同じ)は分かりやすいことが重要。 分かりやすい文や写真とセットで表現されたことは、介する経路や人が誰であっても同じように伝わるはず。 一方で、目的が鑑賞ならば分かりやすいことは必須条件ではない。 …

大人買い

由来や本来の意味は諸説あるようだが、大枚叩いてまとめて全部買うことを大人買いという。 大人買いができるためには二つの条件が必要になる。 まとめ買いができるような状態で売られてる商品がある まとめて買うお金がありかつまとめて買うことを良しとする…

創意工夫と物欲は紙一重

今ではテレビ等で見ることもできるクライミングやボルダリング。 自分にできるかという視点で見ると異次元の身のこなしに感じるが、よく見てると当たり前のことを着実に実行してるだけ。 手や足が掴めるポイントを探り出せなければ終了だ。 逆に言うと、手や…

創意工夫と物欲は紙一重

今ではテレビ等で見ることもできるクライミングやボルダリング。 自分にできるかという視点で見ると異次元の身のこなしに感じるが、よく見てると当たり前のことを着実に実行してるだけ。 手や足が掴めるポイントを探り出せなければ終了だ。 逆に言うと、手や…

『質素vs贅沢』は『絶対的vs相対的』と同じ

ラーメンには一杯1000円の壁がある。 お店もお客も躊躇させるのがラーメンの場合一杯1000円と言われてる。 物価の違いや個々の店の事情も違えば地域の相場の違いもあるが、ざっくりとラーメンの値段はどのように変化したのかをChatGPTに聞いてみた。 そうし…

ファンクラブという資産の行方はどうなる?

ジャニーズ絡みで話題のエージェント契約だが、これは独立を意味するものではなく従属の変形だ。 パッと浮かんだイメージは、スーパーマーケットと百貨店やモールとの違いだ。 従来のマネジメント契約はアイドルという商品をジャニーズが一括仕入れして自社…

雄弁に語る植物

昨日改めて気づいたことがある。 カメラで写真を撮ろうと思ったのが久しぶりだったことだ。 妙に懐かしい感触だった。 7月の半ば頃から写真を撮らなくなっていた。 暑くて汗がダラダラだったからだし、撮影意欲も全く湧かなかったし、スマホとは別にカメラを…

自分のせい

情報の総量が飛躍的に増えたことは誰もが実感してるが、意外と実感できてないのが有名無名に関係なくあらゆる人にリーチ可能になったこと。 個人情報の取り扱いが厳しくなったことで、目の前にいる人よりも、自分をオープンにしてる直接は見れない人の方がリ…

ファンクラブと無縁で生きてきた人でも知っておいた方が良い事情

明日ジャニーズ事務所が今後に関する記者会見をするが、当初はジャニーズという名称の変更が発表されるのではと言われていたが、今日になって名称を公募するのではないかという話も聞こえてきた。 ジャニーズという名称の変更が容易ではない理由の一つとして…

老いは敵か味方か

年功序列とセットだった終身雇用が壊れたことと、人生100年時代の到来は、すべての人がフリーランス化するということを意味する。 すべての人にとって重要なお題が提示されていた。 フリーランスが『老い』に対してどう向き合っているのか結構気になります。…

道選びを楽しめてるか

人生はしばしば旅に例えられる。 出発地点としての今の状態から、目的地としての実現したい未来を描きながら設定する。 実現したい未来のためには途中のルートや道筋のイメージが不可欠。 目的地や目標に向かうということは、どんな道を選ぶかということでも…

どこ見てんのよ‼︎

『どこ見てんのよ‼︎』というギャグで一世を風靡したのが青木さやか、調べると2003年のことだった。 他人から好奇の視線を浴びることを生業にしてる有名人でも、プライベートで浴びる視線にはウンザリするらしい、多くの場合好意的な視線だろうが。 視線や目…

『NO』vs 忖度

石原慎太郎が『「NO」と言える日本』を出したのはいつだったかなと調べると1989年だった。 ソニーの会長だった盛田昭夫との共著でもあった。 なるほどバブル景気の勢いもあったことが想像できる。 Wikipediaに書かれてる内容を見ると、石原慎太郎よりも盛田…

情報の守備範囲

大阪万博、知名度はそれなりに高く2025年に開催されるらしいが、誰も楽しみにしてないし、聞こえる話題は『また費用が上がるらしいよ』というものばかりで、本当は開催されないのかもしれないと思ってる人も多いことだろう。 大阪万博をその程度にしか理解で…

奥が深い私人逮捕

私人逮捕を生業にしてるYouTuberが話題になっている。 タクシーに乗って逃げる美人転売ヤーを私人逮捕!なにわ男子1万のチケットを7万で転売してた。チケット転売は買うほうも捕まるぞ pic.twitter.com/LuslBW7NId — 煉獄コロアキ (@rengoku56771) 2023年9月…

勝者(強者)の驕りの物語り

原因と結果が永久に繰り返されるさまを、いつまでも止まらない車の輪にたとえていうのが、因果は巡る小車。 因果は巡る小車は、略して因果は巡ると呼ばれたり因果応報とも呼ばれる。 原因と結果が繰り返されるうちに、原因も結果も最初のものとはまったく違…